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IELTS FAQs

IELTSのウワサを解明します!

FAQs Answers

01

IELTSは英国留学のための英語試験である。

 

IELTSは英国だけでなく、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドを含む世界140カ国、11,000以上の機関に採用されている英語運用能力試験です。英国に限らず、英語を母国語とする他の国々でも、留学や就職、移住などの目的のためにも活用されています。そのため、様々な目的を同時に叶えることができるのも、IELTSの特徴です。

 

02

アメリカの企業や教育機関などでは、TOEFLのスコアしか採用していない。

 

これは間違いです。アイビーリーグを含む3,000以上のアメリカの大学がIELTSのスコアを採用しています。また、アメリカのトップ200教育機関のうち、95%の大学および99%の大学院が、入学の際の応募条件としてIELTSを採用しています*。実際に、アメリカの入学事務局の83%はIELTSを信頼のできる英語運用能力試験として推奨しています**。

*出典:2015 US News & World Report Top 200 ranking and individual universities' websites
**出典:2016 US Admissions Officers Online Survey

 

03

手書きの文字が読みにくいと減点されるため、コンピューターベースのテストの方が良いスコアが取れる。

 

判読可能である限り、減点されることはありません。学校のテストのように鉛筆で紙に答えを書く方を好む方もいますし、パソコンに慣れていてコンピューターでのテストを好む方もいるので、好みが分かれることはあるでしょう。

 

04

TOEFLよりIELTSの方が難しい。

 

どちらも英語運用能力試験ではありますが、違うテストですので簡単に比較することはできません。

IELTSは、日常で使用する英語および学術において使用する英語の両方を組み合わせた試験であることが特徴です。スピーキングテストは実際に試験官と対面で行われるため、受験者の英語力をより正確に評価することができることと、受験環境が静かなことも、魅力のひとつです。

 

05

決められた順番ではなく、自分の好きな順番で受験できる方が良い。

 

IELTSは全ての受験者が同時に同じセクションに取り組むため、静かな環境で受験することができます。

自分の好きな順番で受験できる試験では、リスニングテストに取り組んでいる一方で、スピーキングテストに取り組んでいる受験者がいるということが起こるため、騒がしくなってしまうことがあります。

 

06

IELTSは英国の試験のためイギリス英語で問われるが、TOEFLはアメリカ英語だけでなく様々な国で話されている英語を使用している。

 

IELTSは国際的に活用されている英語試験ですので、英国、アメリカ、オーストラリア、カナダ等の様々な国で話されている英語が使われています。実際に、リスニングテストやスピーキングテストでは、英語を母国語とする様々な国のネイティブスピーカーのアクセントを聞くことができます。

海外での生活が始まった時に、様々な国から来た人たちとのコミュニケーションをスムーズに行うための準備になりますので、リスニングテストの準備も充分に行いましょう。

スピーキングテストで実際に話す際も、「Fluency and Coherence(流暢さと一貫性)」「Lexical Resource(語彙力/適切な単語の使用)」「Grammatical Range and Accuracy (適切な文法の使用と正確さ)」「Pronunciation(発音)」の4項目で評価されるため、受験者はいつもの慣れたアクセントで話しても減点の対象にはなりません。

ブリティッシュ・カウンシルでは無料オンライントレーニング教材「Road to IELTS」を用意しています。ぜひお試しください。

 

07

スピーキングテストでは、実際に試験官に向かって話すより、コンピューターに向かって話す方が良いスコアが取れる。

 

これは必ずしも正解ではありません。実際に人と顔を合わせて話す方が自然だと感じられるため、良いスコアが取れるという方もいます。

対面式だと、質問を聞き逃しても試験官に聞き返すことができるため、より自然な会話となります。

 

08

IELTSで良いスコアを取るには、受験者の英語力の平均が低いところで受験した方が良い。

 

それは間違いです。ブリティッシュ・カウンシルは試験実施団体の中心としてIELTSに関わっていますが、テスト開発はケンブリッジ・アセスメント・イングリッシュが担っています。つまり、試験の作成が他団体によって管理されているため、試験の基準が会場によって変わることはありません。IELTSは世界のどこで受験しても、受験者の英語力の評価には、一貫した基準が適用されます。

 

09

ライティングテストで、規定単語数以上で文章を書くと減点される。

 

これも正しくはありません。単語数を制限している理由は受験者が問題にかける時間を管理しやすくするためです。これにより、1つめのタスクに時間をかけすぎて時間切れになるのを避けることができます。

 

10

IELTSでは、アメリカ式のスペルを使用すると減点される。

 

正しいスペルであれば、アメリカ式でも英国式でも公平に評価されます。