IELTS for UKVIは、英国政府が認めるSecure English Language Test(SELT)のひとつで、英国ビザの申請に必要な英語能力を証明することができます。
各種英国ビザを申請する際には、英国内務省の定めたSecure English Language Tests (以下、SELTとする)の結果を、自身の英語能力の証明するものとして提出しなければなりません。
以下のIELTSテストは、このSELTリストに記載されており、英国ビザ取得の申請に手続きにおいて承認されます:
テスト | 種類 | 目的 |
IELTS UKVI | Academic** | 英国の学士および修士学位取得のための留学、もしくは就労を目的とする方のためのテストです。 |
IELTS UKVI | General Training | 英国へ移住される方、もしくは学士号未満の職業訓練や勉強をされる方のためのテストです。 |
IELTS Life Skills | A1 | 扶養家族向けビザの申請においてスピーキングとリスニングの英語能力の証明が必要な方のためのテストです。 |
IELTS Life Skills | A2 * | 配偶者ビザおよびパートナービザに申請する際に必要な書類として英語のスピーキングとリスニングの能力を証明するためのテストです。 |
IELTS Life Skills | B1 | 永住権および市民権の申請においてスピーキングとリスニングの英語能力の証明が必要な方のするためのテストです。 |
* IELTS Life Skills A2は英国のみで受験可能です。
**IELTS for UKVI (Academic) は一部の地域でコンピューターベースでの受験が可能です。
IELTS(AcademicおよびGeneral Training)
Tier 1 とTier 2のビザを申請する際に必要なテストです。
IELTS Academic および IELTS General Training for UKVIは、英国内務省によって指定された行政上の要件に見合うようデザインされています。
実際に受験するテストは、内容、試験管、フォーマット、難易度、採点方法など、全て通常のIELTSと同じです。
テスト実施日の手続きと、IELTS UK visaを受験したことが試験結果フォームに示される程度の違いのみです。
IELTS Life Skills
扶養家族や配偶者のためのビザ、永住権および市民権の取得を申請する際に必要なビザです。
IELTS Life Skillsは新しいテストで、SELTとしてUKVIに承認されています。
このテストは、the Common European Framework of Reference for Languages(ヨーロッパ言語共通参照枠)の指標におけるA1, A2 or B1レベルに値するスピーキングおよびリスニングスキルがあることを証明する必要がある方のためのテストです。
IELTS Life Skills A2についての重要な情報
2016年1月18日、英国政府はファミリールートによる居留資格の延長を希望する移民者に対し、新しい英語能力の基準が適用されることを発表しました(https://www.gov.uk/government/news/new-a2-english-requirement-in-the-fam...)。2年半後には、非EU国籍者のパートナーや、ファミリールートを適用した親は、各種ビザ申請のために、A2レベルのスピーキングおよびリスニングのテストをクリアすることが必須になります。
英国政府は、この変更に対応する準備のために、対象者が十分な時間が必要なことを認識しています。実施のタイミングおよび更なる詳細については、内務省によって決定され次第、GOV.UKのWebサイトに発表されます。延長申請のために受験する場合、現時点では、このA2英語能力要件の変更による影響はありません。